銀色に輝く、昔懐かしいアルミのお弁当箱
アニメのキャラクターが描かれたフタを開けると、
中には白飯に梅干しが埋め込まれた日の丸弁当…。

まさに昭和レトロなイメージがあります。


昭和の遺物と思われがちなこのアルミのお弁当箱、
実は今の子供たちも多く使っていて、まだまだ現役なのです。

色もデザインも豊富なプラスチック製ではなく、
どちらかというと殺風景なアルミ製が、
未だに支持されているのは何故なのか

昨今のお弁当箱事情、少しのぞき見してみましょう。




今、アルミが選ばれるワケ

子供たちがアルミのお弁当箱を使う理由の一つに、
保育園や幼稚園で指定されているから」という事が挙げられます。

最近の保育園や幼稚園には保温庫を使用するところがあり、
冬の寒い季節などにはその中にお弁当を入れて、温めてくれるのです。


obentou_kara


この保温庫、今主流のプラスチック製のお弁当箱は、
入れることができず、熱伝導性が良いアルミのお弁当箱を、
持ってくるように指定されるようです。

このように、園が指定しているから否応なしに、
という親御さんたちもいる中で、
あえてアルミを選ぶ!!という方たちのこだわりは、
以下の点にあります。

  • 傷がつきにくく、清潔
  • 食べ物の色移りがなく、洗いやすい
  • 子供が簡単に開けやすい

などです。


昨今のアルミ製品には、表面を酸化膜で覆う、
アルマイト加工」が施されます。

これにより、もし傷がついても、自ら修復することができ、
清潔を保つことができます。

プラスチックにはこの作用が無いため、
傷がつきやすく、この傷に細菌が入り込み、
カビなどの原因になります。

また、この酸化被膜は色素沈着も防ぎ
油汚れもつきにくいので、ササッと洗い流すことが、
できます。

造りもシンプル、フタをパカッと開けるだけ。
小さいお子さんでも開けることができます。

プラスチック製によくあるパッキンのふたは、
固くて自分で開けられないお子さんも多く、
園から敬遠される理由の一つでもあるようです。




デメリットもちょっとだけ

いいこと尽くしのようなアルミのお弁当箱ですが、
メリットもあればデメリットもあるのが世の常です。

アルミのお弁当箱を使うに辺り、
気をつけないといけない事がいくつかあります。

  • 食洗器はNG!
  • 電子レンジもNG!
  • 汁もれの可能性アリ

などです。

忙しい親御さんには残念なお知らせですが、
アルミを食洗器に入れると変色してしまいます
金属なので、電子レンジにも不向きです。


obentou_hamburg


メリットでもあるフタの開けやすさですが、
開けやすいが故に密封性が高くなく、
汁ものを入れるとじんわり漏れてしまうことが、あります。

見た目がシンプルすぎる、というのも、
子供向けとしては少し残念かも。

ですが、大人向けとしてはむしろレトロで、
おしゃれなのでは。

すでにお弁当箱を持っている人も、これから買おうとする人も、
アルミのお弁当箱
一度手に取ってみてはいかがでしょうか。