日本では乳児の約5~10%、幼児の約5%が食物アレルギーであるといわれています。

急性アレルギー反応のアナフィラキシーショックなど、命にかかわる危険なアレルギーの話を耳にすると、もし子どもがアレルギーだったらどうしよう…

と不安に思い、離乳食を始める前にとりあえずアレルギー検査を受けさせてみよう、とお考えの方も多いのではないでしょうか?


スポンサーリンク


検査可能な時期とは?

実は私も不安の種が消えるなら…と、離乳食を始める前に息子にアレルギー検査を受けさせてみようと漠然と考えていました。

しかし、実際に離乳食を始めたのは生後6ヶ月の頃、アレルギー検査を受けさせたのは生後4ヶ月の時でした。

生後2ヶ月頃、息子にアレルギーの症状が出始めたからです(´Д`;)

と言っても我が家は夫婦ともに花粉症でさえないので、その症状がアレルギーだとは夢にも思わず、最初は乳児湿疹が酷くなってしまったのだと思っていました。

肌を清潔に保ち、病院でもらった薬で保湿しても一向に良くならないので、親子共々眠れない夜が・・・。


眠れない夜


一刻も早く痒みから解放してあげたい、そう思って足しげく病院に通いましたが、アレルギー検査を受けられたのは症状が出始めてから1ヶ月以上後のこと。

アレルギーの検査自体は、保護者が希望すればいつでも受けることができます

しかし、小さな赤ちゃんの手から採血を行うことは非常に困難で、針を刺して痛い思いをさせても採血自体が不可能なこともありますし、採血できても体内の抗体が不十分なので正確な検査結果がでないこともあります。

生後4ヶ月の時に検査を受けた息子も片方の手は採血に失敗し、処置室からは長い間大きな叫び声が・・・・゜・(ノД`)・゜・


そのため生後6ヶ月未満の赤ちゃんには、アレルギー検査は行わないとしている病院も多く存在します。

私が通っていた病院もその方針でしたので、月齢が進み体が大きくなるのを待って検査を行う予定でしたが、あまりに症状が改善しない為やむを得ず検査を行いました。

いつから受けられるのか、という問いに対しては、大体の目安として採血の関係で生後6ヶ月頃から受けられる病院が多いようです。

ただその場合も、体内の抗体は不十分なので正確な検査結果がでない事もあります。

アレルギー検査を受け始められる時期は、受けるのに適切な時期というわけではないのです。


スポンサーリンク


アレルギー検査ってどんなことをするの?

一般的には血液検査が行われます。

皮膚テストという方法もありますが、即時型の全身反応が起こる危険性があり、検査する人によって結果が異なってしまうので、現在ではあまり実施されていません。

皮膚テストは皮膚へ直接アレルゲンを触れさせるため感度は高いのですが、その分誤って陽性反応が出ることも多く、結局は血液検査で改めて調べなおす必要があります。


血液検査はその名の通り採血をし、アレルゲンに対する血液中のIgE抗体を調べる検査です。

対象とするアレルゲンはお医者さんと相談して決め、1度の採血で複数調べることができます。検査結果は1週間ほどでわかります。

IgE抗体の量とアレルギー症状の有無、重症度は必ずしも一致しないのですが、アレルゲンに対するIgE抗体の量が多いほどアレルギー症状を起こす可能性が高くなります。


また、例えば離乳食を始めていて、この食材を与えるとアレルギー症状が出る、とある程度アレルゲンの見当がついている場合には、血液検査でIgEの数値を調べることによって原因を特定する事ができるので、非常に有用です。

離乳食を始めてから検査を受ける場合は、症状が出たきっかけや症状をお医者さんに伝えてください。

例えば、固ゆでにした卵黄を少量与えたところ皮膚に湿疹がでた。
一度は良くなったが再び与えたところ同じように湿疹がでた。

というふうに経過も合わせて伝えると今後の治療に役立ちます。


赤ちゃんのアレルギー検査

念のための検査はいつから受けるのが適切?

大人でも痛い採血、小さな赤ちゃんの体には当然大きな負担がかかります。

離乳食を始める前に念のためアレルギー検査を受けさせてみよう、というのは赤ちゃんの負担を考えるとおすすめできません

先にも述べたように小さな赤ちゃんにはアレルギー検査を行わないとする病院も多くあり、断られることもあります。又、検査の結果なんらかのアレルゲンに対してIgE抗体の量が高かったとしても、必ずしもアレルギー症状が出るとは限らないのです。


しかし、既に症状が出ている場合にはお医者さんの指導のもと原因を特定し、適切に対処してあげる必要があります。

アレルギーかもしれないけれど一時的に湿疹が出る程度だから…などと放っておくと、どんどん悪化して治りにくくなってしまいます。

赤ちゃんにアレルギー検査を受けさせる時期は生後0ヶ月頃から可能なのでそれ以降に受けさせると考えるのではなく、症状が出て疑わしいと思われる時にお医者さんと相談して決めるのが適切だと言えます。

大切なのはその子にあった時期に検査をしてあげることで、受けさせる必要がないのなら安心するために検査を受けさせる必要はないのです。


スポンサーリンク