ねんねの時期から少し成長した赤ちゃんと、この夏はどう過ごしますか?今のあどけない表情や、赤ちゃんらしい体の動きは、今年だけのもの。毎日の生活も、お出かけも楽しみたいですね。

梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏がやってきます。強い日差しや、アスファルトの照り返しによって、体力を消耗しますね。そして、疲れた体を休めたいけど、夜も寝苦しく・・・。

特に、赤ちゃんは、大人より体温が高く、まだ、汗をかいたり、体温調節をしたりする機能が未発達です。熱中症には気をつけましょう。

まだ、自分の体調の不良を訴えることができない赤ちゃんですから、十分な予防策をとって、二度とない夏を満喫してくださいね^^




水分補給

水分補給は、大人と同じく、一番と言っていいほど大事です。

赤ちゃんは、喉が渇いたことをまだ、言葉で伝えることはできません。授乳中の赤ちゃんが母乳を欲しがるようなら、こまめにあげるようにしましょう。

それにプラスして、熱中症が心配な時期は、乳幼児用の麦茶、または大人用のものを少し水で薄めたものをあげるといいですね。


乳幼児用のイオン飲料も効果的ですが、これには塩分糖分が含まれています。濃い味の飲み物に慣れてしまうと、水やお茶などを嫌がり、そればかり飲みたがってしまうことも。糖分の取りすぎは、大きくなってからの虫歯も心配になりますね。

イオン飲料は、できれば、熱があるときや、どうしても真夏の日中に外出しなければいけないときだけにしたいものです。

そして、外出中の水分補給には、あなたも気をつかっていることと思いますが、お出かけ前はだいじょうぶですか?

水分補給は、喉が渇く前が効果的と言いますよね?お部屋から外に出る前、車に乗る前など、母乳や麦茶をあげることをおすすめします。




赤ちゃんの服装

赤ちゃんの服装にも気をつけてあげてください。

エアコンをきかせていない家の中では、肌着やTシャツ一枚でよいですが、外出の際は、中に肌着を着せたり、上着を一枚足したりしましょう。

車に乗せると、数分でも背中にびっしょり汗をかいてしまうことがあります。そこで着替えをさせるのは、手間がかかってしまい大変ですね。

そこで、チャイルドシートに座らせたら、ガーゼや薄いタオルを一枚、背中に入れてあげてみてください。汗をかいていたら、それをさっと取り除いてあげるか、新しいものに替えてあげるかすると、ずっとさらさらな背中でいられますよ。


夏の赤ちゃん

温度管理

お部屋の中や、車の中では、エアコンでの温度調節がかかせませんね。このときに、エアコンのきかせすぎには、十分注意しましょう。

動き回っている間は、赤ちゃんも動き回ることや汗をかくことで、体温調節がある程度できるのですが、注意が必要なのは、眠っている時です。

大人が感じる適温にしてしまうと、寝ている赤ちゃんにとっては、肌の乾燥や体温の低下など、体調をくずしてしまう原因になります。

あなたが添い寝をしてみて、風が直接当たらないように向きを調節してあげてください。
そして、横になっていて、少し暑いかなと感じるくらいの温度が、睡眠中には適しています。


ベビーカー

赤ちゃんのお出かけに欠かせないベビーカーですが、真夏の使用には注意が必要です。赤ちゃんが座っているシートは、地面からかなり近いところにあるからです。

太陽の照り返しのため、下がアスファルトの場合は特に、大人が立っていて感じているものより、3~4℃高くなることも。木陰に入るなど、適度な休憩が欠かせません。


夏のベビーカー


また、休憩の時には、ベビーカーから抱っこしてあげるなどして、体が熱くなりすぎていないか確かめてあげるとよいですね。

ベビーカー用の保冷シート、保冷剤が入れられる専用のカバーなども市販されています。ぜひ、活用しましょう。

加えて、濡らしたハンドタオルを持ち歩くと便利ですよ。顔や首、手足をふいてあげると、にっこり、気持ちよさそうにします。


日頃より、少しこまめに体調観察を!

毎年、その恐ろしさがニュース等で伝えられる熱中症ですが、あなたが十分に予防してあげることで、赤ちゃんを守ってあげることができます。

そして、予防したうえでもうひとつ、普段の様子と比べてどうかを、こまめに見てあげること。これは普段から一緒に生活している、あなたにだけできることですね。

外出先でもし、赤ちゃんの不調に気づいたら、熱中症の症状が出てしまう前に、涼しいところに移動して様子を見る、または思い切って帰宅してゆっくりさせてあげる、など判断してください。

「せっかく出かけたのだから・・・」と無理をしてしまいがちです。でも、そんなときは赤ちゃんの体調に合わせてあげると、明日以降の夏の生活が快適なものになりますよ。