子供の便秘はやっかいです。大人と違って体もまだ未熟ですし、好き嫌いが多かったりすると食事内容が偏ったものになるので注意が必要ですね。
便秘で悩んでいるお子さんは、好き嫌いが多いですか?
今からでも少しだけ食生活を見直すことでよくなる可能性は十分あります。
まず、良い便を出すことを目標に食生活を見直してみましょう!
一日一回出ても便秘って本当?
本当です!
そもそも便秘って何でしょう。
便秘とは排便の回数が少ないため、便が硬くなり、排便の時痛みや出血をともなったり、腹痛やお腹が張るなど困難をともなう場合をいいます。なので、排便が 2、3日に一度であっても上記のような症状がなければ便秘とはいいません。
逆に一日一度の排便があっても、お腹の張りや痛みがあれば便秘といえるでしょう。
目指すはスッキリうんち!その食生活とは?
子供には消化の良いものばかり食べさせていませんか?
便は吸収できなかった食べ物の集まりです。消化のいいものばかりだと体に吸収され、いい大便は出てきません。
大切なことは、消化の悪いものを食べることです。それには食物繊維です。
食物繊維
食物繊維は便を軟らかくするものと、水に溶けずかさを増やすものがあります。
葉物類(ほうれん草、小松菜、モロヘイヤ)
水分と繊維がバランスよく、加熱することで量も少なくなり食べやすくなります。でも、ほうれん草は少し癖があるので、ちょっとそのまま食べさせるには大変です。
ほうれん草のココットはどうでしょう?
ベーコンを入れたり、チーズをのせたりでオーブントースターにあとはお任せなので、忙しい時は重宝しますよ。
アボカド
食物繊維は、もちろんのこと、便の滑りをよくする不飽和脂肪酸を多く含んでいるので期待できますね。
柑橘類(みかん、オレンジ、グレープフルーツなど)
果物の中でも、柑橘類は便を軟らかくする作用があるので、便秘にはもってこいです。
たっぷり繊維のふくろごと食べるのがオススメです。
うんちの滑りをよくする立役者!?
食物繊維だけでは、いいうんちはつくられません。
油(オリーブオイル・ごま油・グレープシードオイル・なたね油・紅花油など)
油が?と思われる方もいるかもしれませんが、油中に含まれる不飽和脂肪酸が、便のすべりをよくしてくれる優れものなのです。
このような脂肪酸は植物性油脂よりも、圧倒的に植物性油脂に多いので、毎日採りたいですね。
水分
水分については便を軟らかくするためとても重要です。まめにとることが大切です。
一度に沢山飲んでも尿になってしまうので、少しずつとるように心がけましょう。
濃縮プルーン
プルーンはビタミン、ミネラルを多く含み整腸作用があるので、スムーズな排便を助けてくれます。
ドラッグストアにも、濃縮プルーンが色々とありますが、原材料名にプルーンと書かれているものを選びましょう。
また、これを試しても効果がない時には、オリゴ糖がおすすめ!
数あるなかでも、やはりここのオリゴ糖が一番だと思います。
→赤ちゃんも自然にスルッ!日本一オリゴ糖
赤ちゃんにも、飲ませることができる安心感が良いですね^^
まとめ
毎日のバランスのよい食事と朝はゆったりとした気持ちでトイレに座れる時間が必要。とわかってはいても、やっぱり朝は忙しい。
私は子供に朝起きたらなるべく早いタイミングで、コップ一杯の冷たい豆乳を飲ませています。
中身は水でも野菜ジュースでも牛乳でもいいと思いますが、朝一番、お腹(腸)を動かす効果があるのでぜひお試し下さい。
日頃の精神状態、食生活、運動量、睡眠も含めすべてうがんちに凝縮されているといっても言い過ぎではありませんね。朝はスッキリの笑顔で一日をスタートできるよう応援しています!