大人がなっても苦しい便秘ですが、子どもが便秘になると大変ですよね。苦しくて泣き続けるのは当然の事です。
私も「お腹が痛い」と泣く子供に、どうしたらいいのか…とオロオロするばかりでした。
浣腸をこんな小さな子供に使っていいのか、いやまず病院なのか、と子供を抱っこしながらうろうろ歩き回り泣きそうになったこともあります。
親までパニックになってしまったらいけないとは思いますが、お腹は固く大きく膨らみとても可哀そうな状況でした。
お腹をマッサージしたり、オリーブオイルを綿棒に含ませて、刺激をしたりを日に何度もしたりしましたが、出ない時もありました。もちろん、病院にもかかりましたが、便秘は慢性的に繰り返しがちです。
薬ばかりに頼っているのも、親からしたらとても心配ですよね。
そんな苦しい便秘症状から子供を救う為に、「自然に解消」をキャッチコピーにお腹にいい食事や予防についてお話しします。
便秘の症状
何日出てなければ「便秘」となるのか。
実は、何日出なければ便秘という定義がありません。
毎日出ていなければいけない、ということはなく3日に1回でも、普通に柔らかい便で機嫌も悪くなければ心配はいりません。
- お腹が固く膨らんでいる
- 便が固くてコロコロしたウサギのような便がでる
- お腹が痛いというが何度トイレへ行っても何も出ない
- 食欲が落ちる
- 機嫌が悪い
などがあります。
また、便意があってもなかなか出ない、痛がる、排便の量が少ない、また酷くなると排便以外にも、嘔吐や血便の症状を伴うこともあります。
浣腸を使う、という手もありますが慢性的に使用しないと出なくなる可能性もあるので、最初に使用する場合には医師に相談して使用してください。安易に使わず、浣腸は最終手段くらいにしておいた方が無難です。
もし、嘔吐や血便の症状が出たらすぐに病院へ行く必要があります。便秘以外の病気が隠れている可能性があるので要注意です。
便秘の原因は、水分がなくなった固い便が蓋をしてしまって出なくなっているのが原因です。
便秘解消のポイントとして、腸内環境を整えて便秘になりにくい体質にすることが重要です。
では、食物で効果的なものについてお話しします。
便秘の時に良い食べ物と悪い食べ物
インターネット上でも、便秘にはこれが効く!という食べ物が多く存在します。
ヨーグルトやオリーブオイル、納豆など色々あります。ただ、全員に効く!というような食品はありません。
便秘に効くとされる食品
- 玄米
- 豆類(枝豆、納豆、大豆、小豆など)
- 海藻類(わかめ、海苔、めかぶ、もずくなど)
- 根菜類(ごぼう、レンコンなど)
- フルーツ(バナナ、リンゴ、プルーン、キウイなど)
便秘に良くないとされる食品
- プリンやアイスクリームなの砂糖の入った乳製品
- ゼリー
- ポテトチップスなどのジャンクフード類
お話しした食べ物には便秘に効くような栄養素は入っているのですが、我が子にどれが効くのかは試してみないと分からないし、その子によってその食べ物の好き嫌いもあります。
なので、どれが効果的なのか色々と工夫して試して、我が子の便秘解消方法を探していきましょう。
便秘を防ぐには
食生活の改善ももちろん大切ですが、腸内環境を整える生活習慣として水分を多めに取らせるようにし、排便の時間を習慣化する必要があります。
まず、便秘の大人でもよく言われますが、朝起きたら1杯の水分を取ることです。
身体の事を考えたら、白湯がいいですが子供が喜んで白湯は飲んでくれませんよね。なので、適度に温めた麦茶とかでも大丈夫です。ジュース等は糖分が多いのでNGです、麦茶などのお茶か水にして下さい。
次に、トイレの時間を決めて排便環境を作ること。
お勧めなのは、朝食後にトイレに座る習慣を作ることです。
最初は出なくても大丈夫です、身体が徐々に「この時間に排便する」と覚えるまで辛抱強く習慣化していくのが大切です。また、腸の活動を活発にさせる為に適度な運動やマッサージもお勧めです。
それでも改善できない場合におすすめの方法が、オリゴ糖です。
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公式サイトを一度チェックしてくださいね。
まとめ
我が子が苦しむ姿は親なら見ていたくないですよね。
子どもの頃は、腸内環境も未熟なので便秘になりやすい子が多いです。
その子に合わせた便秘解消法を見つけて、笑顔で素敵な育児ライフを満喫しましょう!