となりで寝ている子供から、ギーギー変な音が聞こえてくる経験ありませんか?
私の歯ぎしりがひどいので、となりで寝ているから、うつっちゃったのかな〜と、思ったりしましたが、やっぱり、うつるものじゃないですよね。
放っておいて大丈夫なのかな?
気になりますよね。
あまり長く続くと、あごや歯にも負担がかかっていそうで、心配にもなります。
歯ぎしりを防ぐような、何か対策はあるんでしょうか。
ここでは、歯ぎしりの原因そして、治し方について一緒に見ていきましょう!
歯ぎしりの原因!
大きく3つの原因が、考えられます。
ほとんどの子供が当てはまると思われる
- 成長の証
- 生活のストレス
- 悪い噛み合わせ
それぞれ見ていきましょう。
成長の証
子供は、成長とともにあごが発達し、大きくなるにつれ、乳歯のすき間が開いてきます。その時期、かみ合わせのバランス変化を調節するため、歯ぎしりするのです。
ほかにも、乳歯が永久歯に変わる時期にも、かみ合わせのバランスが悪くなるため、歯ぎしりすることがあります。
変化の激しいときに、歯ぎしりをする傾向があるのです。
大抵の場合は、成長過程で起こるものがほとんどで、時期を過ぎれば治まるので心配は要りません。
この時期の歯ぎしりは成長のあかし、正常な反応と考えてよいでしょう。
生活のストレス
取り巻く環境が大きく変わったり、下のこどもが生まれてかまってもらえず、寂しい思いをしている等、ストレスが考えられる場合もあります。
急に、歯ぎしりを始めるはじめるようになった場合、生活環境を一度見直してみましょう。緊張やストレス、子供を取り巻く環境を一度考えてみて、過度のストレスが原因と考えられるときには、それを取り除いてあげたり、リラックスできるよう、かえてあげることが大切ですね。
悪いかみ合わせ
最近は、軟らかいものばかりの食生活のため、あごの発達が十分でない子供が多いようです。
永久歯に生え替わる時、歯が収まりきらず歯並びが悪くなったり、かみ合わせのバランスが悪くなったりします。
次は、どのように対応したらいいんでしょうか。
一緒に見ていきましょう!
歯ぎしりの治し方はこれ!
多くの場合、一時的な心配する必要のないものが、ほとんどです。
それでも音が気になるし、どうにかならないかな、という時は、寝る姿勢を変えてみる!
これによって、軽減させることができます。
もしもお子さんが、横向きやうつぶせで寝ていて、歯ぎしりをしている場合ですが、仰向きで、寝かせましょう。
上向きだと、横やうつぶせに比べて、あごに余計な負担がかかりません。
これで、改善されればいいのですが、あの寝相を考えると、やはりどこのご家庭でも難しいと思います。
症状が長引いたり、気になるようであれば、その場合は専門家の力が必要です。中にはまれにですが、歯ぎしりで歯がすり減ったり、欠けるケースもあるからです。
その際の対応としては、二つ考えられます。
- マウスピースをつくる
- 歯の矯正
健康保険が適応されれば、約5,000円ほどでつくることができます。
私もつくったことがありますが、慣れるまではかなり寝にくいので、子供は嫌がることもあるでしょう。
歯のかみ合わせや、歯並びの悪さが原因の場合、歯の矯正が考えられます。
バランスが改善させるので、歯ぎしりが軽くなることも期待できますね。
意外でしたが、子供の歯ぎしりは、あごやそれに使う筋肉も発達させる効果もあったり、実は、良いこともあるんですね。
何か気になる症状があれば、治療のために、マウスピースや矯正も視野に入れる必要がでてきます。原因によって、対応も変わってくるので、一度じっくり子供の様子と向き合うことが、大切ですね。