山椒の花が食べられるってご存知でしたか?
山椒の花は、4~5月が旬。
この時期には、黄緑色の花をお吸い物に入れたりするそう。
この時期しか食べられないこともあって
山椒の花は、「春の風物詩」とも言われているそうです。
そんな山椒の花を少しでも長く楽しめるように
したのが「花山椒の佃煮」。
花山椒とは山椒の花の事です。
ちなみに、中華で使われる「花椒」とは別物ですので注意してくださいね。
花山椒の佃煮は、山椒の実の佃煮とは違い、
辛すぎず、優しい味わいです。
でも香りは山椒そのもの。
デパートなんかでも売っていますが、
山椒の花が手に入れば自分でも簡単に作れてしまいます。
ここでは、簡単な花山椒の佃煮の作り方を説明します。
花山椒の佃煮の基本の作り方
花山椒の佃煮のレシピは沢山ありますが、最も基本的な材料は
- 醤油
- 酒
- みりん
これだけです。
特別な材料は何も必要ありません。
鍋に花山椒をいれ、上記の材料を同量ずつ、
花山椒が浸るくらい入れます。で、煮汁がなくなるまで煮れば完成。
とても簡単ですよね。
この基本から、各自お好みで調節するといいでしょう。
また、もし固いものが苦手、又は山椒の香りが
得意でない方は一度下茹でしておくと良いそうです。
なお、作った佃煮は、小鉢に入れておいても構いませんが、
小分けにして小瓶などに詰めておくと良さそう。
ジャムの空き瓶などを煮沸消毒して
そこに詰めておけばさらに長持ちします。
花山椒の佃煮上級者編
基本の佃煮以外にも、もっと材料を加えて
アレンジすることができます。
例えば、佃煮の基本、だし汁を使ってみる。
この場合、だし汁、みりん、醤油、酒で煮込みます。
基本はすべて同量でO.K。
また、少量のとろろ昆布を入れて煮ても美味しいそう。
普段の料理でダシを取った後の昆布や鰹節を
細かく刻んでいれても美味しいかと思います。
用は、花山椒だからと特別なことはなく、
普段つくる佃煮と同じように作ってしまって構わないということです。
花山椒の佃煮の食べ方
基本的には、そのまま箸休めとして、又は白いごはんに乗せて
食べるだけで美味しいと思います。
その他には、
- ジャコと合わせてふりかけにする
- たけのこご飯の薬味として
- 煮魚に添えて
- 麻婆豆腐にかける
ちょっと珍しいところだと
なんて人もいるようです。
ただ、花山椒の佃煮は作る前は沢山あるように見えても、
佃煮にするとかなり分量が減ります。
なので、基本の食べ方で楽しむだけで無くなってしまうのでは
ないかと思います。
いかがでしょうか。
もしも山椒の花が手に入ったら、
ぜひ作ってみて下さい。