今年も暑い夏がやってきます(;´д`)
地球温暖化の影響で、猛暑日が多くなった近年の夏。
エアコンが手放せない季節ですが、お財布のためにも、もちろん地球のためにも節電して電気代は安く抑えたいものです。
ですが、暑いのを我慢すれば、熱中症になってしまうし、そうかといって、エアコンを効かせすぎるとクーラー病で体調を崩します。
扇風機をを賢く併用して、節電を心掛けながら、快適に暑い夏を乗り切りましょう!
扇風機の賢い使い方
扇風機は、後方から空気を吸い込んで、前方に風を送る構造になっています。
なので、涼しい方向に扇風機の背を向けると涼しい風をこちら側に当てることができます。
窓からの風を入れたい時は、窓に扇風機の背面を向け、部屋の暑い空気を出したい時は、窓に前面を向けます。
この要領で、エアコンの冷気が出される場所に、扇風機の背面を当てたり、足元に溜まりやすい冷気を撹拌する位置に置けば、冷房効果は格段に上がります!
これで、エアコンを上手くアシストすることができれば、節電にも繋がります。
本体のお値段も数千円のシンプルで安価なものから、5万円台の高性能で高額なものまでと幅が広い価格帯。最近では羽根の無いタイプのスタイリッシュなものやセンサーで風力の自動調節や、リモコンで操作できるもの、消音、節電と省エネ重視高性能タイプが増えてきています。
ところで、扇風機ってどのくらい電気を使うのでしょう?
扇風機の消費電力と電気代
2011年から省エネ、エコ、節電など重要視される中、DCモーターを搭載し高性能の扇風機が大ブレイクしました。
従来のACモーターと違い、DCモーターは、風量が細かく制御できて消費電力が抑えられます。
ACモーターの消費電力が30~40Wに比べ、DCモーターは最小で3Wから最大で20W程度です。
それでは、消費電力別に料金を比べてみましょう。
1ヶ月分(1日10時間使ったとして)
- 3W・・・22.7円
- 20W・・・151.1円
- 30W・・・226.7円
- 40W・・・302.3円
どうですか?
扇風機を最大の消費電力で、ひと夏3ヶ月間使い続けても、1,000円未満です。
400W~800Wの消費電力を使うエアコンと比べると10分の1以下の電気代です。
もちろん、扇風機からはエアコンのように冷気は出ません。扇風機だけで夏を乗り越えるのは無理があります。
ですが、扇風機とエアコンの機能を上手く使って、全体的な消費電力を抑えるようにすると電気代は安く、節電に繋がります。
そうすることで、身体にも優しく、エコな夏を過ごせるのではないでしょうか。