ふんわりあたたかい羽毛布団に、包まれて眠る幸せ♪
快適な睡眠のためには、気持ちのよい布団は大切ですね!
でも、人間は一晩にコップ一杯の汗をかくって、よく言われていますよね。
いくらふわふわの羽毛布団でも、洗わないで5年も使っていると、羽毛が汚れてくる上に、布団の中で毛玉になってくるって知っていました?
「洗濯するにも、羽毛だから家庭ではできないのでは?」
「クリーニングに出す?」
迷いますね(^_^;)
羽毛布団は基本、家庭で洗えるんです!
えっ、意外!と思われた方も多いでしょう。
さてそこで、家庭で洗うには、いくつか注意しなくてはいけないことがあるんです。
洗濯機の大きさと羽毛布団の大きさを考えて!
羽毛布団を洗濯する時は、布団をたてに、二つか三つに折ります。
次に、くるくる巻き、筒状にして、洗濯ネットに入れて洗います。
このとき洗濯ネットに入れた布団の大きさに注意!
洗濯槽にすっぽり入らず、無理矢理押し込めなくてはならない、なんていうときは、家庭用洗濯機では無理です。
でも大丈夫!そんなときは、大型洗濯機のあるコインランドリーで洗濯しましょう。
たぶん、冬用の分厚い羽毛布団は、コインランドリー。肌掛けの羽毛布団は、家庭の洗濯機。という感じになりますね。
洗濯は「水洗い」、洗剤は、必ず「中性洗剤」
洗剤は必ず「中性洗剤」(おしゃれ着洗い)を使用しまず。
普段家庭用洗濯用洗剤として使っている弱アルカリ性の洗剤は、羽毛を痛めてしまうんです。
なぜって、羽毛のわた毛はもともと油分を含んでいて、洗うことにより、この油分も取り去ることになってしまいます。
そして羽毛の主成分であるケラチンというタンパク質も溶けて、羽毛同士が固まってしまうんですって。
これでは、ふんわりどころか、せっかく洗濯しても羽毛を傷つけるだけ。残念な結果になってしまいますね。
塩素系・酸素系漂白剤も、もちろんNGです。
もうひとつしっかりチェックしなくてはならないのは、コインランドリーで洗うときの洗剤。
自動的に洗剤が出る機械では、だめです。
自分で中性洗剤を入れられる機械を選んでね。これ大切なポイント!
干せる環境は整っている?お天気と相談?
羽毛布団は干すとき、案外場所をとるものです。
十分広げて干す場所はありますか?二本の竿に渡して干すといいですよ。
日当たりがいいと7~8時間で90%乾きます。
うらーおもてと、時々かえしながら干します。
そして次の日、もう一度干して、しっかり乾燥させましょう。
48時間以内に乾燥させるといいそうなので、晴れの日が続くころをねらって洗濯をしましょう。
まとめ
家庭で洗濯ができるってわかって、さっそく試してみたくなった方もいるのでは?
念のため、お家の羽毛布団の表示をよく読んだり、品質を確かめたりするのも大切ですね。
そして、側生地が傷んでいたり、中の羽毛が出てきたりしていたら大変。
買ったお店やメーカーなど、きちんと相談できるところに問い合わせてから洗濯を試みると安心ね。
さあ、きれいさっぱりしたふかふかの羽毛布団で、いい夢が見られるといいですね。