京都へは、高校の修学旅行で訪れたきり、なかなか足を運べずにいます!
と言う方も多いのでは?
実は私もその一人です(;´д`)
大人になった今、また違った気持ちで訪ねられるのではないでしょうか?
あなたも、あの時とは違った気持ちで観光出来るかもしれません。
そして、せっかく行くのだからあの有名な『京都祇園祭』の日程に予定を合わせてみてはいかでしょうか?
毎年7月1日~1ヶ月間もの長い期間行われています!
京都祇園祭とは?
京都市東山区の八坂神社の祭礼です。
明治までは『祇園御霊会』(ぎおんごりょうえ)と呼ばれていました。
貞観年間より続いている、京都の夏の風物詩!約1100年も続く長~い歴史があるんですね!
京都祇園祭は日本を代表する三大祭りの一つなんですよ!
京都祇園祭の歴史
疾病の流行により朝廷は863年神泉苑で御霊会(ごりょうえ)を行った。
しかし、それでも疾病の流行が続いたので『牛頭天皇(ごずてんのう)』を祀り無業息災を祈願したそうです。
※牛頭天皇:日本の神仏習合における神。
※御霊会:思いがけない死を迎えた物の御霊による祟りを防ぐ為、鎮魂の為の儀礼。
それでも疾病の流行は続いたので、全国の国の数を表す66本の鉾を作り神興を送り、退散を祈願したのが、起源であるとされています。
その後、「祇園御霊会」と呼ばれ疾病の流行った年にだけ開催されていたが、円融天皇(970)の頃から毎年6月14日に行われるようになりました。
一時中断された時期もありましたが、足利時代には再興されましたが、応仁・文明の乱のあと京の都が焼野原となり三度中止されてしまいました。
その後、明応9年に>町衆によって再興され26基の山鉾が巡行したと伝えられています!!
明治維新による神仏分離の影響で「祇園御霊会」→現在の「祇園祭」と仏教色が排除されました。
- 1962年5月23日
- 1979年2月3日
- 2009年9月30日
山鉾29基が重要有形民俗文化財に指定!
「京都祇園祭の山鉾行事」が重要無形民俗文化財に指定!
ネスコ政府関の委員会により「京都祇園祭の山鉾行事」が無形文化遺産に登録されました。
三つのハイライト!!
- 「宵山」:前祭7/14~7/16、後祭7/21~7/23
- 「山鉾巡行」:前祭7/17、後祭7/24
※昭和41年から合同巡行となり7/17に変更 - 「神興渡御」:7/17
この三つがハイライトとなっています!!
宵山
宵山とは?山鉾巡行前日の夜の事です!
山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り祇園囃子が流れいよいよ祭りも最高潮~♪♪
京都の人達は「宵山」「宵宵山」「宵宵宵山」とも呼んでいるんですよ!
旧家や老舗にて伝来の屏風や書画などの宝物のお披露目も行われ「屏風祭」とも呼ばれます!
「宵山」の日は18:00~23:00(予定)の間四条通りの八坂神社~堀川間が歩行者天国とになるんですよ!!
山鉾巡行
山鉾巡行とは?様々な美術工芸品で装飾された重要有形民俗文化財の山鉾が公道を巡るため『動く美術館』とも例えられています!!
※昼間の山鉾33基を一巡します!巡行する鉾のうちで最大のものは約12トンに達するそうです!
現在のコースは四条鳥丸(集合)→四条河原町→御池通→新町通り
巡行する順番をクジによって決定する→くじ取り式が有り、明治32年以降は京都市役所で行われています。
神興渡御
神興とは神の乗り物に疾神を満さいし(通り道からも厄を集めていく)水辺を通して異界へ送ると言う考えを実行したものの様です!
神興は3基あり、すべてが八坂神社から出ます。
中御座神輿、東御座神輿、西御座神輿とあり大神興3基に召した神々が氏子通りを通って渡る神事です。
- 17日は「神幸祭」といい神社から四条御旅所へ渡る。
- 24日の「環幸祭」には御旅所から神社にお帰りになります。
問い合わせ先:京都市観光協会→075-561-0227
:八坂神社→075-561-6155
いかがでしたか?楽しみになってきましたね(^O^)/