『まさか、金タワシで、墓石をゴシゴシなんて仕方で、 墓掃除をしてませんか?』
家から墓地が遠くて、墓参りには、お盆や正月や彼岸くらいしか、行けない人も多いと思います。
たまの墓参りだからこそお墓の掃除にも、力が入りますね^^しかし、正しい方法を知らないと、お墓を痛めたり、染みの原因になることも・・・。
せっかく、気持ちよくお墓参りをしたいのに、付けてしまった傷が気になって、お参りに集中できない!
なんて事がないように、今回は、お墓の正しい掃除方法や、必要な道具について、まとめました!
この記事を読み終わる頃には、ピカピカのお墓の前で、心穏やかに、合掌している自分の姿が、想像できると思います( ´▽`)
それでは、さっそく見ていきましょう!
お墓の掃除に必要な道具とは?
家の掃除でもそうですが、必要な道具があるのとないのとでは、仕上がりの綺麗さも、かかる時間も全然変わります!
以前、清掃屋さんに聞いたのですが、掃除は、段取りで8割が決まるそうです(;゚Д゚)!
そこで、掃除方法のまえに、まずは、お墓掃除に必要な道具をご紹介します。
必須の道具
- スポンジ(研磨系の固いものが入ってないもの)
- 雑巾・タオル(綺麗なものを2枚上)
- 歯ブラシ(あまり固くないタイプ)
- タワシ(金タワシはNG)
- 洗剤(石材用の洗剤)
- バケツと柄杓(お墓で借りれる場合はいりません。)
- 軍手
- ゴミ袋
お墓の周りに玉砂利がある場合
- スコップ
- 玉砂利が落ちない網目のザル
お墓の敷地内に木が植えている場合
- 植木バサミ
- 鎌
- スコップ
これだけ揃えれば、大抵のお墓は綺麗にできます^^
ほとんどの道具は、ホームセンターなどで、簡単に、揃えることができます。
また、最近では、ネットでこんなにも、便利なセットもありますよ↓
(最安値の店を見つけました^^)
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お墓参りに行く時に、このセットを持って行けば、ほぼ、掃除が完了したも同然です!
必要な道具のチェックが出来たところで、いよいよ、掃除の方法について、ご紹介していきます!
お墓の掃除の方法とは?
それでは、詳しい説明の前に、お墓の掃除の工程表で、まずは、仕方の手順を確認しましょう!
- 敷地内の掃除
- 墓石の掃除
- 花筒や線香立ての掃除
- 拭き取り
この手順でお墓を掃除していくのですが、詳しい方法を、順番に見ていきましょう!
敷地内の掃除!
まずは、敷地内を綺麗にすることから、お墓の掃除は、始まります。
軍手をして、生えている雑草を丁寧に、根っこから抜きます。落ちている落ち葉やゴミを拾って、ゴミ袋に入れて集めましょう!
同時に、花筒に入っている枯れた花や、線香やロウソクの燃えかすも一緒に、捨ててしまいます。
霊園によっては、ごみ捨て場がありますが、できる限り、持ち帰って、家で捨ててください。
お盆や彼岸の時期に行くと、ごみ捨て場が、ゴミで溢れているのを良く見かけます。
自分のお墓のゴミは、自分で処分すると、霊園全体が綺麗に保てますよ^^
ゴミを、一通り綺麗にできたら、玉砂利がある場合は、ザルに入れて、玉砂利を洗ってください。毎回、玉砂利をあるのは大変ですが、一年に一度くらいでも良いので洗うと、驚くほど綺麗になりますよ( ´▽`)
ちなみに、管理人は冬は寒いので、お盆の時期に、洗うようにしています!
もしも、敷地内に木がある場合も、このタイミングで、枝や根の剪定をしてください。
特に、伸びた根っこは、お墓を痛める原因になるので、小まめに、手入れをしましょう。
墓石の掃除!
敷地内が綺麗になったら、次は墓石の掃除をしましょう^^
墓石を掃除する時は、基本的には、水洗いで、柔らかいスポンジやタオルで、優しく洗います。
新しいお墓や、コーティングされているお墓なら、それだけでも、ピカピカになりますね!
しかし、時間が経つとどうしても、落ちにくい汚れや、苔などが出てきます。
そんな時は、水洗いの後に、タワシで磨くか、洗剤を使って綺麗にしましょう。
ポイント!
しつこい汚れなどは、金タワシで、ゴシゴシやりたくなりますね^^
しかし、金タワシでは、墓石の表面に傷が付いたり、コーティングが剥がれる原因になります。
金タワシでお墓を掃除するのは、絶対にやめましょう!
また、洗剤も家庭用の洗剤では、染みや痛みの原因になることもあるので、石材用の洗剤を使ってください。
一番良いのは、墓石を買ったお店で、洗剤を購入する方法ですが、最近では、ネットでも気軽に手に入ります。ただし、洗剤を使うときは、お墓の目立たない場所につけて、問題がないかを試した後で、全体に使うようにしてくださいね。
文字部分などは歯ブラシを使うのが一番キレイになります。
なんたって、細かい奥まで掃除できますから。それに墓掃除のプロもこの方法を使ってるんですよ!!
とにかく歯ブラシを使うと、驚くほどキレイになります。ただし、あまり固い歯ブラシだと、傷の原因になるので、柔らかめの歯ブラシを、使いましょう。
歯ブラシでも、入らない細かい文字の場合は、割り箸の先に、布を巻きつけた物を、持っていくと、めちゃくちゃ、役に立ちますよ^^
ちなみに、先祖代々何十年も前のお墓で、表面がザラザラで、苔だらけになったお墓を、大切に守っている人もいると思います。
その場合は、タオルやタワシなどで、擦って掃除するのは、おすすめしません!
以前、管理人の子供が、古いお墓の苔を、一生懸命に磨いたのですが、ムラだけになり、掃除の前よりも、残念な状態になりました(;´д`)
古いお墓の場合は、水をかけて、汚れを流すだけにするか、お墓掃除の業者さんに、お願いする方が良いですよ!
花筒や線香立ての掃除!
最近の花筒や線香立ては、取り外しができるタイプが、多くなっています。
取り外しができるものは、取り外してしっかりと中まで洗ってください。
特に、花筒の底には、水垢が溜まりやすいので、水筒やコップを洗う用のスポンジで、奥の方まで、しっかりと洗いましょう!
水鉢は、故人やご先祖さまの水を飲む場所なので、念入りに綺麗してから、綺麗なお水をお供えしてくださいね。
墓石を拭き上げる!
全て、綺麗に洗えたら、乾いているタオルで、しっかりと、拭き取ります。
お花・お水・ロウソク・線香を、お供えしたら、完成です^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ピカピカのお墓は、本当に気持ちが良いですね!
綺麗になったお墓で、故人やご先祖さまに、合掌すると、心まで清らかになります。
墓参りに行くなら、正しい仕方と方法で、傷をつけずに、綺麗に掃除してくださいね( ´▽`)