ネイルに気を遣っている人というのは、「おしゃれ上級者」というイメージがあります。ネイルアートというと、なんとなく敷居が高いイメージです。
サロンに行く必要があるのでは?
爪呼吸ができなくなったら、どうしよう?(子どもか)
しかし私のような初心者は、アートの域まで登り詰めなくても、自分が満足するおしゃれから始めていきたい。もちろん、おしゃれ上級者の道は、1日にしてならずというのもわかっています。
そこで今回は、身近に取り入れられるネイルのおしゃれから、始めていきたいと思います。
爪の形を整えるには?
爪の形にも大きく分けると、以下の3種類があります。
- オーバル
全体的に楕円形。一番定番の「爪の長い手」のイメージ。
先がとがり過ぎていると、「魔女の手」と呼ばれることも多い。
引っかかりやすいので、爪の強度はやや弱い。 - ラウンド
オーバルよりも緩やかな楕円形。
あまり先がとがっていないので、やや強度が高い。 - スクウェア
爪の先が四角のように直線状。
きれいな直線ができると、かっこよく見える。
かなり強度が高い。
個人的に、爪の形はラウンドを目指していますが、なかなかうまく削れません。
これが簡単!シンプルネイル!
- フレンチ
シンプルできれいの代名詞。
爪の先などにラインを引きます。 - ドット
水玉模様を爪に書きます。
フレンチネイルの作り方
材料:
- ネイル2色くらい
- フレンチネイル用マスキングテープ
- 爪の全体に地の色を塗ります。
透明かベージュ、ピンクなどが一般的です。
他はお好みで。これも色の組み合わせで如何様にもなります。 - 完全に乾いたら、爪の先から3mm位の箇所にマスキングテープを貼ります。
爪の先とマスキングテープとの間に、色を塗っていくので、この幅はお好みで。 - マスキングテープと爪の先の間を塗っていきます。
テープの上から爪の先に向かって塗ると、きれいに仕上がります。 - 2色目が乾く直前に、テープをはがします。
- トップコート(透明でもOK)で補強します。
- 乾いたら完成!
ラインの色を増やしたい場合は、内側から外側へと、順に向かって塗っていくとよろしいかと。
テープが無い場合は、ネイルのハケで、そのまま外側のラインを描く方法もあります。
その際は、一度で描き終ろうとせずに、「1筆目:左から右へ」
「2筆目:右から左へ」と、2回に分けて描くと失敗が少ないです。
でもなかなか、同じ太さで描けなかったりするので、(どんなに練習しても、私は確実に書けません…)
仕上がりの美しさを簡易に求める場合は、今回紹介した100円ショップでも売っているマスキングテープが、オススメです。
最近の100円ショップは優秀です。
「線の太さが揃わない」or「色の境目がガタガタになる」時の対応策として、境目にラインのシールを貼ったり、ラメのネイルを塗って視線を拡散させるのも、かなり効果的です。
ラメ最強です。ラメなら、細くても太くても存在感あります。
マスキングテープの使い方と、フレンチ幅の簡単な説明があります。
フレンチネイルおすすめのデザイン
個人的に定番なのは、地色を透明感のあるピンクベージュにして、ラインを、ストロベリーピンクかラベンダーで引くタイプです。
地肌の色から、あまり遠ざからない色味で展開するのが、普段着にもオフィスにも合うシンプルさにまとまると、個人的に思います。
これはフレンチに、ドットを組み合わせた複合技です。
爪の先を白くするのも、明るさが出て肌色も明るくなります。
ドットのデザイン
個人的には、ドットがあまりに大きすぎると、自己主張が激しくなってしまうので、シンプルからは遠ざかると感じます。
私は、小さめのドットをライン上に引くのが好みです。
ラインと一口と言っても、縦センター、フレンチライン、横センターラインなど様々なラインがあります。
爪全体に塗ると、うるさくなりがちですが、ポイントに絞ってドットを使っていくと、結構バリエーションが広がります。
オススメなのは、ヌーディベージュの地色にゴールドのドットです。
肌なじみもいいので、万能選手です。上品さも感じられます。
ドットの塗り方
材料:
- ネイル2色くらい
- 爪楊枝
- 地色を爪の全体に塗ります。
- 地色が完全に乾いたら、爪楊枝の尖っていない方に、ドットにしたい色をつけます。
- 色を置くように塗っていきます。
- ドットの色が乾いたら、トップコートを塗ります。
- 乾いたら完成!
爪楊枝は、1度色を置くごとにティッシュなどで拭くと、きれいなドットが描きやすくなります。
ドットの大きさなどが心配な場合は、爪以外の場所に、色を置く練習をしてみるのもよろしいかと。
ドットだけでなく、模様も簡単に描きたい時は、ポスカが意外といい仕事をしてくれます。
極細ポスカで、素敵な模様を描く方がたくさんいらっしゃいます。
使える色数を少なめにするのが、シンプルにまとめる最初の一歩です。しかしその組み合わせで、様々な可能性がうまれます。
シンプルながらも、奥の深いネイルのおしゃれ。
ところで、ご存知の方も多いと思いますが、妊娠中は、ネイルは控えるように指導されることもあります。
妊婦や胎児にに悪影響があるという理由ではなく、急な入院などで、爪に器具を付けて数値を測る必要がある際、爪に色がついていると、肝心の数値が出ないのです。
出産時期が近づいたら、色を落としつつ、爪も短くして、赤ちゃんの訪れを待つのをオススメします。
それまでは、心ゆくまで、おしゃれを楽しみましょう!